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こどもの頭痛
頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛といった頭痛そのものが病気である「一次性頭痛」と、慢性副鼻腔炎(蓄膿)、甲状腺機能亢進症、貧血、睡眠時無呼吸症候群、脳内の疾患(主要、出血、梗塞、感染症)など様々な病気によって引き起こされる「二次性頭痛」に分けられます。頭痛の種類によって治療方法は異なるため、診察はどのような頭痛かの鑑別から始めます。血液検査や起立試験などは当クリニックでも可能ですが、MRIなど精密検査が必要な場合は連携先の医療機関を紹介します。
治療は一次性頭痛の場合は頭痛が起きたときに備えて頓服薬を処方することが多いのですが、頭痛の頻度が多い場合など、必要に応じて予防薬や漢方薬の定期内服をお勧めすることもあります。また、二次性頭痛の場合は、頭痛の原因となっている病気に合わせた治療を行います。特に思春期には起立性調節障害など自律神経系の機能障害に伴う頭痛が多く、その場合は両方の治療が必要になります。
また、一次性頭痛をお持ちのお子さんのご家族も頭痛で悩まれている場合は、お子さんの治療に合わせてご家族の相談や治療も行わせていただきますので、お気軽にご相談ください。