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手足口病
手足口病の症状と原因
手足口病は手のひら、足の裏、口の中に小さなみずぶくれができる病気です。
おしりやひじ、ひざにできることもあり、痛みやかゆみがあることもあります。
口の中が痛くて食べられないこともあります。
爪や指にできると、治ってから1か月ほどして爪が剥がれたり、指の皮がめくれたりすることもあります。
原因となるウイルスがたくさんあり、小さな発疹の場合もあれば、大きな水疱になる場合もあります。また嘔吐・下痢を伴うこともあります。
発熱を伴う場合もありますが、通常1~2日で下がります。
1度かかったことのあるお子さんも、原因となるウイルスが複数あるため、何回もかかることがあります。
治療内容
ウイルス性なので抗菌薬は効きません。
喉の痛み・鼻水咳などの症状があれば、症状に合わせてお薬を処方させて頂きます。
発疹は自然に消えるのを待ちます。
お気をつけいただきたいこと
- 水分を十分に取らせてあげてください。熱いもの、濃い味のもの、オレンジジュースなどのすっぱいものはしみるので避け、冷ましたお味噌汁、スープ、リンゴジュースなどがおすすめです。コツは、少しずつ何回も飲むことです。
- 脱水になっていないか、おしっこの回数・量・色(濃くなっていないか)に気をつけてください。
- 口の中が痛いので、食欲がないこともあります。食べられるもの、欲しがるものをあげてください。
- 熱いもの、酸っぱいもの、塩辛いものやかたいものを避け、冷たくてのど越しのよいものを与えてください。
- 冷ましたおじや、とうふ、やわらかくしたうどん、うらごししたバナナ、ゼリーなどがおすすめです。
登校・登園の目安
熱が丸一日なくて、発疹が落ちついてきて、ふだんの食事がとれていれば登校・登園していいです。
こんなときは受診ください
- 4日以上高熱が続くとき
- 水分がとれず、ぐったりしているとき
- 吐き続けて、ぐったりしているとき