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突発性発疹
突発性発疹の症状と原因
生後6か月から2歳くらいまでのお子さんがよくかかるヒトヘルペスウイルス(6型・7型)の感染症です。突然高熱を出して3-4日続きます。咳や鼻水はほとんど出ませんが、便がゆるくなることがあります。熱があるわりに、機嫌良く過ごしています。
解熱する頃から、淡い発疹がお腹の辺りから出始め、全身に広がり濃くなります。同時に、不機嫌になります。発疹は2-3日でうすくなり、発疹が消えたら、機嫌も戻ります。発疹が出て初めて診断がつきます。
治療内容
- 特別なお薬はありません。高熱でぐったりしていたら解熱剤を使ってください。
- 脱水にならないように、水分をしっかりとらせてあげてください。
- 発疹は痒みもなく、塗り薬は必要ありません。
お気をつけいただきたいこと
脱水にならないように水分をしっかりとってください。食事はいつも通りでかまいません。食べられるものを食べさせてあげてください。お風呂は、高熱があるときや、元気がないときは控えてください。
登園・登校の目安
熱が丸一日下がっていたら登園可能です。発疹が出ていても登園して可能です。
こんなときは受診ください
- 5日以上高熱が続くとき
- 水分をあまりとらず、おしっこが12時間以上でていないとき
- 元気がなく、ぐったりしているとき
- けいれんを起こしたとき
受診するかどうか迷ったら
気になる症状がありましたら受診ください。写真をとっておいて次回の受診時にお見せいただいても構わないです。